今オフのプロ野球界で、大型トレードが活発に行われている。
大きな注目を集めたのは18日に発表された中日の京田陽太内野手とDeNAの砂田毅樹投手の1対1の交換トレード。遊撃手強化を図りたいDeNAと中継ぎ左腕を充実させたい中日の思惑が一致したとされる。中日では15日にも主力の阿部寿樹内野手と涌井秀章投手との主力選手同士のトレードが発表され球界を騒然とさせた。
【関連記事】ソフトバンクが恐れる FA近藤の去就の鍵を握る「西武のキーマン」
そして、今年のストーブリーグに関して、さらに大きな動きを予想する球界OBの声も聞こえてきている。
現役時代、大洋(現DeNA)で活躍し、現在は野球評論家の高木豊氏が自身のYouTubeチャンネル「TAKAGI YUTAKA BASEBALL CHANNEL」において、11月17日配信の「【トレードの噂】中日京田・阪神糸原のトレード放出説はホントか?12球団今季まだ成立しそうなトレードについて発表します!」の中で、各球団のトレード戦略について言及している。
動画では、今後のトレード放出が予想される選手として、阪神の糸原健斗の名前を挙げており、岡田彰布監督の新体制では出場が限られる可能性を指摘。理由としては内野手内で二塁、遊撃ポジションでも多くの選手がしのぎを削る中、すでにファーストは大山固定を岡田監督は明言している。「そうなってくると、(糸原の)トレードということになる」とコメントする場面があった。
さらに移籍先についても言及。高木氏は「オリックスなんかいいんじゃない?岡田さんも(元監督でもあり)パイプも強い。関西同士の球団であり、そんなに(選手の)リスクも伴わない」と続け、加えて「(オリックスは)セカンドを決めかねている。あと、糸原は強い打球を打てるからパ・リーグ向きかもね。ピッチャーとの交換の可能性も無くはない」と独自の見解を示した。
糸原は今シーズン、主にセカンドやサードで起用され、132試合に出場。打率・247、3本塁打、36打点の成績を残した。また、岡田新監督の下で行われている高知の秋季キャンプに参加していないことも、球界内で様々な憶測を呼んでいる。トレードが決まった中日の京田も本隊とは別メニュー調整となっていた。
一気に注目を集める存在となった阪神・糸原。果たして、高木氏の「予言」は的中するか、引き続き野球ファンの興味をひきそうだ。
(出典 news.nicovideo.jp)
|
<このニュースへのネットの反応>
コメントする