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 阪神は21日、高知県安芸市で行っていた秋季キャンプを打ち上げた。新任の岡田彰布監督(64)も攻守ともに手応えをしっかり感じた様子。虎党にとっても2005年リーグ制覇した名将の現場復帰には期待の声も高まっている。V奪回を目指す来季はどんな野球を見せてくれるのか。岡田監督にCoCoKARAnextが独占インタビューを敢行。注目の第一回は「打者編」、秋季キャンプを行う中で見えてきた打撃面の課題やキーマンについて聞いた。


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 岡田監督の本格始動ということもあり阪神の秋季キャンプは連日、熱が入った練習が行われた。守備に関しての意識づけや主力選手たちへ直接指導をするシーンも目立ったが、キャンプを振り返った岡田監督は、

「このキャンプは個々のレベルを上げるというか、選手を知る期間。今年僕が(評論家として)観てきたのと違う面を見せてくれる選手もいた。順調にいってると思います」と、選手たちの様々な一面を発見したキャンプだったという。

 またキーマンの一人として注目されるのは、若き主砲候補、佐藤輝明内野手だ。佐藤輝はルーキーイヤーとなった昨季、球団新人最多となる24本塁打マークするなど、鮮烈な印象を残した一方で、2年目は伸び悩んだ。佐藤輝の課題に関して岡田監督はこう話す。

「この2年間見て能力があるのは分かっているけど、まだまだ活かしきれていないというか、もっとホームランの数にしても伸びるはず」とキッパリ。具体的な課題に関しては「ステップの幅が小さいと思う。グリップが耳くらいで、高い。肩くらいまで下ろして、レベルに打てるように。どっしり感が欲しい」と改善を求めた。


 さらに、今季は相手投手から内角高めを厳しく攻められたことも多かった。この点に関しても「(佐藤輝は)ステップが狭いし、身長も高いから当然攻められますよね」とした上で、発想の転換を求める場面も。

「攻められるから振るという悪循環があった。結局その球をどう打つかではなく、どう見送るか。相当ボール球を振ってると思うんでね」と選球眼を磨く必要性があると説いた。

 また佐藤輝とともに打線の主軸と期待する大山悠輔内野手、この2人に関しては守備位置を固定すると明言した。

「守備位置は固定します。(佐藤輝と大山の)2人はクリーンアップを打たないといけない。その2人が色んなところを守ったりするとチームとしてもどっしりしない。中心選手なんだから固定する」と、この両選手を中心にチームを作り上げていく考えを示した。

 そしてチームの顔である「4番」を務めるのは誰になるのか。この点について岡田監督は明言を避けたものの、「4番」に求める像は明確だという。

ホームランも打って欲しいし、打点も上げて欲しいし、条件をあげ出したらキリがないけど(笑い)。でも1番はチームメートみんなが認める4番ですかね。誰もが認める、納得できる4番。だから、コロコロ変わると、責任感というか、打線として落ち着かない」と求めるポイントチーム全員が認める選手であることを条件として明かし、その4番の存在感チームを牽引することを期待した。


[文/構成:ココカラネクスト編集部]


「チームメートみんなが認める4番が必要」 阪神・岡田監督が新4番に求める条件とは


(出典 news.nicovideo.jp)

岡田 彰布(おかだ あきのぶ、1957年11月25日 - )は、大阪府大阪市中央区出身の元プロ野球選手(内野手、外野手、右投右打)、監督、コーチ。阪神タイガース第30代監督、オリックス・バファローズ第25代監督を務め、2023年より、再び阪神タイガースの監督を務める。(詳細後述)…
83キロバイト (11,946 語) - 2022年11月14日 (月) 12:31


どちらが4番?

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