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 プロ野球界で初めての「現役ドラフト」が12月9日午後に行われるが、早くも「候補者特定」部隊が走り回っている。

 これは出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させるための施策。各球団がオンライン参加し、全選手の指名が終わり次第、発表される。所要時間がどれくらいなのかなどは、主催の日本野球機構NPB)側も「やってみないと分からない」と手探り状態だ。

 プロ野球ファンが書き込むネット上の掲示板などには既に、具体的な選手の名前が登場している。ドラフト前から秩序が崩壊している状況に、球界関係者も苦笑いするしかない。

「球団は最低2人ずつを現役ドラフト選手として供出しなければなりませんが、最も危険なのは、リストが外部に漏れることです。ドラフト過程を非公表にするため、外部に出てしまえばどうしようもない。誰が漏らしたのか犯人捜しが始まり、ドラフトどころではなくなる。仮に指名されなかった場合は名前すら公表されないため、本人もドラフトにかかっていたかどうかが分からないまま終わることもあります。これでは公平、公正さは全く保てない」

 欠陥だらけの現役ドラフトプロ野球人生を左右される選手が、一番の被害者ではないだろうか。

アサ芸プラス


(出典 news.nicovideo.jp)

ブレークスルードラフトは、日本野球機構(NPB)で2022年より導入が予定されている移籍制度で、「現役ドラフト」とも称される。 日本プロ野球選手会が、メジャーリーグベースボール(MLB)が導入している『ルール・ファイブ・ドラフト』を参考に、出場機会が少ない中堅選手の移籍活性化を狙いとし、導入を希望…
12キロバイト (1,852 語) - 2022年11月29日 (火) 16:33


運命の12.9

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