プロ野球各球団の春季キャンプが始まって2日目。アトムホームスタジアム宜野湾で1軍キャンプを実施している横浜DeNAベイスターズは、午前中こそ小雨がパラついたものの順調に練習を終了。三浦大輔監督が囲み取材に応じた。
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■ウェンデルケンの投球を視察
この日は、新加入のJ.B.ウェンデルケン投手(ダイヤモンドバックス)が春季キャンプ初のブルペンに入り、30球を投球。平均球速150km/hを超えるフォーシームが売りの速球派だが、「(ツーシームのように)結構、球が動いてたね」と三浦監督。
(自身のお腹のあたりを指差し)「だいたいこのあたりにしっかりまとまってた」と、コントロールについても評価。「一球一球、本当に丁寧に投げていた。もっと豪快にいくのかな…と見た目と違って」と、語った。
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■「ハマのブルドッグ」を襲名
闘志むき出しのスタイルで、自ら「ハマのブルドッグ」を襲名したウェンデルケン。どちらかというとコントロール重視だったブルペン初日の投球については「今日はブルドッグじゃなかったね」と報道陣を笑わせた三浦監督。
「試合に出てアドレナリンが出たら、ブルドッグに変身するでしょう!」と新たな抑えのキーマンとして期待を込めた。2021年まではアスレチックス、昨年はダイヤモンドバックスと計6年のMLB歴で10勝を挙げているウェンデルケン。実力は折り紙つきだ。
■中継ぎ陣がさらにぶ厚く
歴代、中継ぎ・抑え投手が安定しているDeNA。昨年は、入江大生・伊勢大夢・エスコバーが抜群の安定感で試合中盤を乗り切り、守護神・山崎康晃につなぐ展開でセ・リーグ2位に輝いている。
長いシーズンを通して、中継ぎ投手陣には疲労が蓄積しやすいもの。新加入・ウェンデルケンの計算がたつと、より盤石な試合運びが望めそうだ。
(出典 news.nicovideo.jp)
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今年こそ悲願のV
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