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 世界中の野球ファンからの視線を集め、想像を超える激闘が繰り広げられたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、日本代表が3大会ぶりの優勝を飾りフィナーレを迎えた。

 今大会の「侍ジャパン」は出場した選手、それぞれが海外メディア、そして米球界関係者から注目を集めたが、中でも日本の主砲・村上宗隆WBC開催以前からの評価をさらに高めることとなった。

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 準決勝メキシコ戦、決勝のアメリカ戦という勝負どころでその打棒を発揮し、昨年のセ・リーグ三冠王の底力を印象付けている。すでに、MLB関係者からの熱視線を浴びている中で、日本の優勝に貢献したことで、海外メディアではより、将来のメジャー移籍のイメージが確かなものとなっているようだ。

 ドミニカ共和国の『Diariocord』は3月26日、村上のMLB入りについての特集記事を配信し、これまで報じられてきた村上の希望球団についても言及している。

 同メディアは「2023年WBCで、日本は3つ目のタイトルを獲得し正統な野球の王者であることを改めて証明した。日本代表チームには、現在の野球界で最もエキサイティングな選手が何人かいて、現時点で地球上で最高の選手であるショウヘイ・オオタニもいる。しかし、そのチームの中で平均以上の才能を持つのは彼だけではない」と指摘。

 その上で「世界を驚かせたのはムネタカ・ムラカミである。わずか23歳の若者は、この大会でヒットを放った瞬間から、いくつかのメジャーリーグ球団の関心を呼び起こし、すでに彼の獲得をイメージしている」としてMLB球団からの評価の高さを伝えている。


 続けて「しかし、日本球界の新たな至宝を獲得するのは容易ではない。特に彼はすでにメジャーリーグにお気に入りのクラブを持っているからだ。彼はニューヨーク・ヤンキース入りを夢見ている」として、さらに「この神童は将来、同胞のヒデキ・マツイやイチロースズキのようにピンストライプを着ることを楽しみにしているようだ」として、過去の村上の発言にも言及しながら、ヤンキースが希望球団であることを強調した。

 加えて「そのバッティングスタイルパワーは、アメリカンリーグMVPに輝き、ヤンキースキャプテンであるアーロン・ジャッジと比較されることさえある。将来、二人の共演を見る喜びがあるのかどうかは誰にもわからないが、日本人はその可能性に向けた第一歩を踏み出した」と今大会での活躍を評している。

 25歳を迎える2026年でのポスティング移籍が有力視されている村上宗隆。その瞬間を心待ちにしているのは、もはや日本人ファンだけではなさそうだ。


[文/構成:ココカラネクスト編集部]


「正統な野球の王者だと証明した」侍ジャパンの世界一に中南米メディアも最敬礼!村上宗隆のヤンキース入りにも言及


(出典 news.nicovideo.jp)

村上 宗隆(むらかみ むねたか、2000年2月2日 - )は、熊本県熊本市東区出身のプロ野球選手(内野手)。右投左打。東京ヤクルトスワローズ所属。 吉本興業とマネジメント契約を結んでいる。 NPBにおけるアジア人打者・左打者としてのシーズン最多本塁打記録保持者(2022年、56号、NPB史上歴代2…
117キロバイト (15,558 語) - 2023年3月25日 (土) 03:28



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