
プロ野球・中日ドラゴンズの元監督で野球解説者の谷繁元信氏が26日、上原浩治氏のYouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』に出演。現役時代の古田敦也氏との対決を振り返った。
■攻守で活躍した「スーパーマン」
谷繁氏は横浜と中日で27年間プレーし、ゴールデングラブ賞を6度受賞した名捕手。一方で、ベストナインの受賞は1度だけ。タイトルを争った強敵は、ヤクルトでマスクをかぶった古田氏だった。
古田氏は守備はもちろん、中軸を打てる強打者で、打率3割以上を8回、首位打者も獲得している。谷繁氏にとって古田氏は「スーパーマン」だったといい「しっかり試合出て4番5番を打って、数字も3割残して。キャッチャーからするとスーパーマンですよ」と評した。
同じ捕手から見ても古田氏の守備力は一級品。「スローイングは古田さんを見て研究した。なんでこの人こんな早く投げられるのかなと思って」とお手本にし、「負けたくなかった」と振り返った。
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■古田氏の“読み”にイラッ
そんな古田氏には「しょっちゅうやられてたから、ベンチに帰ってイラッとした」ことも。
谷繁氏が捕手、古田氏がバッターボックスに立った場面。抑えられると自信を持ってサインを出すも「予測してましたよみたいな打ち方」をされ悔しい思いをした。逆に「僕がチャンスで打席に入ったときに、こういうふうに攻めてくるんだろうなと思ってたら、一向に来ないとか」と古田氏のリードに翻弄されたという。
相手との読み合いが重要なだけに、グラウンド外でも「腹の探り合いすごそう」という声が。谷繁氏は「ユニホームを脱いだらみんな正直者ですよ」と語りつつ「古田さんはどうかわからないけど」と付け足して豪快に笑っていた。
■谷繁氏と古田氏の対決
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(出典 news.nicovideo.jp)
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