日本プロ野球機構は、3、4月度 大樹生命月間MVPを発表した。パ・リーグ投手賞は千葉ロッテの佐々木朗希が受賞した。
■奪三振はリーグ1位
佐々木朗は4試合に登板をして3勝0敗、防御率1.00、投球回27、奪三振38の成績。10日時点で防御率と奪三振はリーグ1位を爆進中だ。
4月28日のオリックス戦(京セラ)では大谷翔平と並ぶ日本人最速の165キロのストレートを4球投げたものの勝ち負けはつかず。
5日の福岡ソフトバンク戦(ZOZOマリン)では手のマメが潰れた関係で5回で降板。この試合でも勝ち負けはついていない。
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■「いいスタートをきれてよかったです」
佐々木朗は「いいスタートをきれてよかったです。シーズンはまだ始まったばかりで先は長い。これからもチームの勝利に貢献できるようなピッチングを続けていけるように頑張っていきたいです」とコメント。
佐々木朗の次戦は来週16日からのオリックス戦(ZOZOマリン)が濃厚だ。2年連続で投手タイトルを総ナメしているオリックスのエース山本由伸とのエース対決も制したことで、今年は初のタイトル獲得も十分に考えられる。
■投球に全く隙なし
WBCに出場したメンバーは、シーズンに入ってから苦戦を強いられている選手が多い中、佐々木朗の投球には全く隙がない。
今年からロッテの監督に就任した吉井理人監督が侍ジャパンの投手コーチとして、WBCから佐々木朗を間近で見られたのも大きい。吉井監督が佐々木朗の交代のタイミングを逃さないことも佐々木朗に負けがつかない一因なのだろう。
■佐々木朗の魅力
今月末からセ・パ交流戦が始まる。佐々木朗の登板日は、ホームとビジター関係なく満員のプロ野球ファンが球場に足を運んでおり、間違いなくプロ野球界のレインメーカーだ。
これは大谷翔平が日本ハム時代にも見られた現象。そんな佐々木朗目当てで来たファンに他球団の選手はどんどんアピールしてもらいたい。それらをねじ伏せるところに佐々木朗の魅力があるのだ。
セ・リーグ打線との対決も注目したい。交流戦は30日の読売戦(ZOZOマリン)から始まる。
■著者プロフィール
どら増田:1973年神奈川県横浜市出身。幼い頃に初代タイガーマスクに衝撃を受けてからプロレスや格闘技を見続けている。同じく幼い頃から見ていたプロ野球は紆余曲折を経て2010年からオリックス・バファローズを応援。
音楽やエンタメ、グルメなどのイベントプロデュースの仕事をしていたが、2014年からスポーツライターの道へ。
横浜在住にもかかわらず京セラドーム大阪を中心にオリックスを現場取材する傍ら、新日本プロレスやスターダム、RIZINなどプロレス・格闘技の現場取材をしつつ多媒体で執筆している。
2018年にはスカイAで放送されたオリックス山本由伸と当時はキックボクサーだった那須川天心の神童対談実現に尽力した。ペンネームの由来はレジェンドレスラー藤波辰爾のドラゴンから来ており、取材を通じて藤波本人から公認を貰っている。
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(出典 news.nicovideo.jp)
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