断腸の決断
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今月7日、楽天の田中将大は、年俸4億7500万円プラス出来高払いという内容で契約を更改した。前年の9億円からほぼ半減という、プロ野球史上2番目の大幅減俸は各方面で大きな反響を呼ぶこととなった。
2021年にヤンキースから楽天に復帰し、2年契約の最後の年となった昨年は9勝12敗、防御率3・31という成績に終わり、チームも4位とAクラスに届かなかった。それでも、楽天投手陣で唯一、規定投球回到達を果たし、白星も則本昂大の10勝に次ぐチーム2位の数字を残しているだけに、想像を超えたダウン査定とも捉えられる。
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日本の国内でも大きな驚きとともに知れ渡った、元メジャー投手の大減俸のニュースは、海の向こうでも話題となっており、さらに「楽天残留」という事実にもさまざまな声が挙がっているようだ。
米スポーツサイト『FANSIDED』では田中と古巣ヤンキースとの関係に言及しながら、今回の契約を報じている。
同メディアは「2021年、2022年と9億円を稼いでいた田中は、この契約により大幅な減俸となる。その間、318・2イニングで防御率3・16、WHiP1・098を記録し、打者252人を奪三振、59四球と好成績を残していた。しかし、合計13勝にとどまった」と楽天での2年間の成績を振り返った。
また「2021年シーズン前に楽天ゴールデンイーグルスと2年契約を結び、7年間のメジャー生活にピリオドを打っていた。その契約が切れればアメリカへの復帰を模索し、贅沢税をリセットしたヤンキースへの復帰が濃厚と考えられていた」として、米球界への復帰の見込みもあったと述べている。
その上で、今回の単年契約について「メジャー復帰が1年先送りになったとも言えるのではないか。タナカは、来季は35歳となりフリーエージェントでは同種の投手よりもはるかに手頃な価格で獲得できる可能性が高いため、来年も勝利を重ねれば、2024年のメジャー行きを考えてもおかしくはないだろう」と、一年後のメジャー復帰もあり得ると主張。
他にも、古巣のチーム状況にも触れており「ヤンキースのローテーションにも空きができる可能性もある。現在、ルイス・セベリーノとフランキー・モンタスが2023-24年のオフシーズンにフリーエージェント入りすることが決まっている」と指摘、その上で「ただし、タナカ本人がアメリカに来ることを望むかどうかが問題だ」と見通している。
2023年も楽天の一員として戦うことが決まったものの、今なお、メジャー返り咲きの可能性も囁かれている。日米通算190勝を積み上げた34歳の未来は、まだまだ多くの人々の関心を惹きつけていることも間違いない。
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プロ野球・楽天の石井一久GM兼任監督(49)がGM職を退任し、来シーズンから「監督専任」になることが発表された。GMには18年9月に就任。大型補強や積極的なトレードで豪腕ぶりを発揮してきたが、一区切りつける。約4年間にわたるGMでの成果を振り返り、独自の視点でカテゴリー別に採点(A~C評価)してみた。
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【石井GMが携わったFA補強】
19年
浅村栄斗(西武)
◆FA補強=「A評価」
石井GMが持つ球界内外の豊富な人脈を生かして、大型補強を成功させた。西武で同僚だった浅村を手はじめに、ロッテ鈴木も獲得し、いずれも中心選手に。GMとしての大仕事は、ヤンキース田中将大を仙台に呼び戻したこと。日本球界最高年俸9億円の大型契約で、スーパースター帰還を実現し、地元ファンを大喜びさせた。田中は2年間で4勝、9勝と成績はいまひとつだが、あと「10」に迫る日米通算200勝を楽天で達成することにも意義がある。
【石井GMが携わったトレード】
19年
熊原健人(DeNA)濱矢廣大と交換
下水流昂(広島)三好匠と交換
和田恋(巨人)古川侑利と交換
涌井秀章(ロッテ)金銭
20年
池田駿(巨人)ウィーラーと交換
高田萌生(巨人)高梨雄平と交換
D.J.ジョンソン(広島)←金銭
田中貴也(巨人)←金銭
21年
横尾俊建(日本ハム)池田隆英と交換
炭谷銀仁朗(巨人)←金銭
22年
伊藤裕季也(DeNA)森原康平と交換
阿部寿樹(中日)涌井秀章と交換
◆西武ルート補強=「A評価」
現役時代に西武でともにプレーした選手とは強い信頼関係があり、GMとして次々と楽天に迎え入れた。FAの浅村をはじめ、涌井、牧田、炭谷など実績あるベテラン勢を獲得しては、力を発揮させた。GM在任期間ではない17年にFA加入した西武岸孝之と楽天の間を取り持ったともいわれ、「楽天ライオンズ」帝国を築いた。
【石井GMが携わったほかの主な補強】
19年
由規(ヤクルト戦力外)
酒居知史(ロッテからFA移籍・美馬の人的補償)
22年
西川遥輝(日本ハム「ノンテンダー」で自由契約に)
川島慶三(ソフトバンク戦力外)
釜元豪(ソフトバンク戦力外)
正随優弥(広島から現役ドラフト)
◆トレード補強=「C評価」
移籍推進派を公言し、4年間で14件ものトレードをまとめた。他球団と比較しても、短期間でこれほど動いたGMはいない。楽天で106本塁打を放ったウイーラーの放出は球界を驚かせた。巨人にトレードしたウィーラー、高梨がそろって移籍先で活躍したが、石井GMは「放出した選手に活躍されたら困るという考えは僕にはない。古くさい考え方」という持論で、補強全般に積極的だった。
球界の活性化、という点での貢献度は大きいが、加入選手では涌井と炭谷以外にめぼしい活躍を見せた選手はいないことも事実。トレード以外でも、日本ハムから獲得した西川も全盛期ほどの働きはできなかった。地元仙台出身の由規、橋本らを獲得して再起のチャンスを与えたが、結果にはつながらなかった。
他球団で伸び悩む選手を再活躍させたヤクルト時代の恩師にあたる野村克也氏は「再生工場」と呼ばれたが、再生させる難しさを石井GMは痛感したに違いない。
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タレント・里田まいが28日、公式インスタグラムを更新。夫でプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手が、初めてとなるファンミーティングを開催するため、ほかの選手のイベントを“下見”したことを明かしている。
田中投手が1月22日に東京都内で開催するイベントでは、ゆかりのあるゲストを招いてトークをしたり、ファンと一緒にオンラインゲームをプレーしたりする予定となっている。
里田は、「夫が1月22日(日)に初めてファンミーティングをするということで。ふと、野球選手のイベントって一体どんな感じかな!? と興味が!」と、ほかの選手のイベントを見てみることに。
「色々調べていましたら、イーグルスの西川遥輝選手と、ジャイアンツの石川慎吾選手と、俳優の清水一輝さんのお三方で『一騎打ち』というトークイベントをやられているということで、夫のマネージャーさんと一緒に行ってきました!」と明かした。
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清水がプロデュースする同イベントは、毎回、各界で活躍するゲストを招いており、「今年で5年目のイベントだそうで、お三方の仲の良さが伝わる軽妙なトークがもうめちゃくちゃ面白い。なんていうか、クセになる。あっという間の1時間半でした」と振り返る。
「来年も行きたいね! ってマネージャーさんと話しながら帰りはミズノTOKYOでお買い物。思いがけない野球DAYとなりました~」と満足だった様子で、「イベント、楽しいな。皆さん、おすすめの野球選手のイベントありましたら教えてください」と呼びかけている。
里田の投稿に、ファンからは「ご夫婦のファンミーティングもしてほしいです」「ぜひ田中夫妻のトークイベントやってください」とリクエストが寄せられた。
また、「まいさんのミーティングもあってほしいな」との声に、里田も「やりたい! 来てくれるかな?」と反応し、自身のイベントにも意欲をみせている。
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M&Mは2023年1月22日、楽天イーグルス所属の田中将大選手初となるファンミーティング「AKRacing Presents マー君 ROOM2023」を神田スクエアホールにて開催する。
1部では普段聞くことのできない野球の裏話や秘話などについてのトークショー、2部ではファン参加型のオンラインゲームイベントをスペシャルなゲストを招いて開催する。
AKRacing Presents マー君 ROOM2023
開催日時:2023年1月22日
1部:ベースボールルーム 12時開場/13時開演
2部:オンラインゲームルーム 17時開場/18時開演
開催場所:神田スクエアホール(東京都千代田区神田錦町2丁目2-1)
チケット料金
1部:6000円
2部:ゲーム参加6000円/観覧4000円
※1部・2部を通しての参加者には特典あり
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