
|
【巨人・坂本勇人、西武・山川穂高の「わいせつ致傷」で蒸し返しのとばっちり?】の続きを読む
|
5月12日、西武ライオンズの山川穂高選手(31)の出場選手登録が抹消された。
日本野球機構(NPB)の公式サイトでは、22日以降でなければ再登録できないとされている。各スポーツ紙によると球団側は、「総合的に判断してコンディション的に抹消」と理由を説明したという。
山川をめぐっては11日に、「文春オンライン」で知人女性に対する強制わいせつ致傷疑惑が報じられていた。山川は昨年、女性に性的暴行を加えたことで被害届が出されていたといい、すでに警察の事情聴取が行われ現在は捜査中だという。
山川は「文春オンライン」の直撃に、警察の事情聴取を受けたと認めながらも「絶対に無理やりではない」と主張。他方で球団は、同メディアの取材に捜査状況の推移を見守る意向を示し、「球団のルールを逸脱したことに対し、すでに処分は科しております」と回答していた。
そんな衝撃的な報道があった同日は、本拠地のベルーナドームで行われたロッテ戦に出場していた山川。西武が0-3で負けを喫した試合後、報道陣の取材に応じ「僕から言えることはありません」とスキャンダルについて話したという。
ショッキングな醜聞に波紋が広がるなか、注目を集めているのがスポーツ紙の動向だ。昨年9月、巨人の坂本勇人選手(34)に“中絶トラブル”が報じられた際はどこも沈黙を貫いていたが、山川の件は相次いで報じているのだ。
まず、報道から一夜明けた12日早朝。スポニチアネックスは『西武・山川穂高 女性に性的暴行報道に「僕から言えることはありません」』、東京スポーツでは『【西武】山川穂高“強制わいせつ致傷”報道がチームにもたらす余波』とのタイトルで電子版記事を配信。どちらも、山川がロッテ戦後の取材でスキャンダルに言及したことを報じている。
そして同日夕方に山川の登録抹消が発表されると、前出の2紙だけでなく日刊スポーツの電子版もスキャンダルに言及して報じていた。
そうした状況に、ネット上では《山川のネタはスポーツ紙扱うんだな》《山川のはメディアで報道するのに坂本のはスルー》と違和感を抱く声が上がっている。
「坂本選手の時は、スポーツ紙だけでなくワイドショーなどテレビ各局も一斉にスルーしました。プロ野球ではプライベートに関する質問は本人が事前に了解しない限り、暗黙の了解でNGになっているといいます。
山川選手は試合後の取材に応じているので、予めスキャンダルに関する質問を許可していたのでしょう。また、被害女性との示談が済んでいる坂本選手と違って、現在進行形で警察の捜査が進められていることもスポーツ紙が触れた背景にあるのかもしれません」(週刊誌記者)
果たして山川はどうなるのか、捜査の行方に注目が集まっている。
|
開幕から低迷する巨人・坂本勇人内野手に復調の気配が見え始めた。
23日のヤクルト戦(神宮)に5試合ぶりとなる「7番・遊撃」で先発出場した坂本は4点をリードした6回、左腕の山本大貴から左中間を破る二塁打を放つ。
【関連記事】ヤクルト・村上宗隆も苦しむ「WBC後遺症」 打撃以外でも球界内から心配される「深刻な状況」
これでプロ野球歴代8位の長嶋茂雄に並ぶ通算418二塁打を記録。王貞治が持つ球団記録まで4本に迫るなど、また大きな金字塔を打ち立てた。
この日の試合では4回にも15打席ぶりの安打となる中前打を放っており、今季2度目のマルチ安打を記録した。試合後の坂本は「チームにも迷惑を掛けている。出番があればしっかりやります」と謙虚な姿勢を崩さない。
今季でプロ17年目、通算2213安打を誇るレジェンドも今季は開幕前から続く不振に悩まされている。最近の試合前には若手に交じってジャイアンツ球場で練習を行ってから1軍の試合に臨むなど、何とか光明を見つけようともがいている。
一方で気になる兆候も出ている。23日の試合では7回一死走者なしで迎えた内山壮真の打球を一塁へ悪送球、失策が記録された。5点差で迎えた7回は先頭打者のオスナに本塁打を許しており、これ以上の失点は防ぎたい場面でのプレーにはベンチの原監督も思わず顔をしかめた。
最近は同じ遊撃ポジションを争う中山礼都も好調をキープしている。勢いのある若手と競う上で、ゴールデングラブの常連でもあり、球界屈指のショートストップである坂本の安定感ある守備はストロングポイントの一つ。そこに陰りが見えるようでは、坂本の置かれる立場も厳しさを増しそうだ。
5位に低迷するチームでは、やはり実績のある坂本の力を求める声も多い。攻守ともに今1度立て直して、存在感を見せたいところだ。
|
「この記録が達成できたのも原監督や高橋由伸前監督に使っていただいたおかげです。また、トレーナーさんや裏方さんの協力があって到達できたと思っているので皆さんに感謝したいです。これからも勝利の貢献のために全力で頑張っていきたいと思います」
4月18日、こう語ったのは読売ジャイアンツの坂本勇人選手(34)。この日、プロ野球史上55人目となる通算2000試合出場を達成した。
巨人軍では長嶋茂雄氏(87)や王貞治氏(82)、柴田勲氏(79)、阿部慎之助ヘッドコーチ(44)に次いで5人目となる快挙を成し遂げた坂本。しかし、巨人ファンの間では“しこり”があるようでーー。
「現在、坂本選手は不調で打率も1割3分程度にも関わらず、18日の試合では3割打者であるオコエ瑠偉選手(25)の代打として出場するという形で記録を達成したんです。記録は喜ばしいことですが、いっぽうで原辰徳監督(64)に対して『なぜ出場させたの?』と訝しむ声が。ファンとしてはスタメンに起用された試合で、記録を達成してほしかったようですね」(スポーツ紙記者)
原監督はその前日の17日、各スポーツ紙に1軍レギュラーの起用法についてこう断言していた。
「ベテランクラスには50打席くらいは渡すつもりではいるけど、なかなか若い人たちにはそれだけの打席は渡せない」
明らかにベテラン・坂本を優遇するような発言をしたばかりだっただけに、ネットではこんな批判の声が上がっている。
《3割3分打ってるオコエの代打に1割3分の坂本が出てくるの ホントよく分からないですね》
《マジで謎采配 迷采配やわ オコエに代打坂本?今期待出来る数少ない打者に代打って》
《好調のオコエを下げて記録だけ取らせたみたいな感じやな いつでも勝負にシビアで居てほしい》
また坂本は’22年9月、女性に中絶を強要しトラブルになっていたと報じられたものの、依然として“ノーコメント”を貫いている。
そのため今回、輝かしい功績を残したものの《凄い選手なんだけどプライベートの醜態にだんまりと手本となる選手とかけ離れており、野球だけできればいいやというスタンスがベテランになってもあるのはいかがなものか》《まだ人前に出れる神経がすごい》という声も。スキャンダルに不調が重なり、記録を達成しても“白けムード”のようだ。
|
|