3日に横浜スタジアム設立45周年を記念したスペシャルイベント『YOKOHAMA STADIUM 45th DREAM MATCH』が開催された。
■名だたるスターが集結するなか…
これは現在の監督やコーチを含む、横浜DeNAベイスターズ歴代のスターが集まったオールスターチーム「BAY DREAM STARS」と、神奈川県内の高校野球出身のレジェンドたちが集結するチーム「Y45 LEGEND HEROES」による豪華な試合に加え、「世界一長い始球式」を柳沢慎吾が行うなど盛りだくさんの内容で、満員のスタンドは大いに盛り上がった。
そんな名だたるスターが集結した夢の舞台において、格別の輝きを放っていたのは「平成の怪物」松坂大輔だった。
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■三浦監督、度会隆輝とそれぞれ対決
試合前のホームランダービーでは「バッターじゃないのに」とこぼしながらも決勝まで進む活躍をみせ、ゲームに入っても、初回からベイスターズの三浦大輔監督が投手、松坂が打者として対決。結果はレフトフライとなったが「バッティングいいのは聞いていたのでね。松坂大輔というスーパースターと対戦できて、楽しかったです」と三浦大輔も満面の笑みを浮かべていた。
その後2回には逆転2点タイムリーヒットを放ち、最終回にはついにマウンドへ登り、横浜高校の後輩でベイスターズのドラ1ルーキー・度会隆輝との異次元対決が実現。結果は3球目の118キロのボールを度会はスイングするも、打球は力なくレフトのグラブに収まった。
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■登板でみせた“大輔スマイル”
MVPも最初から最後まで活躍し続けた松坂が獲得し「チームの勝利に結びついたので良かったと思います」と7−2と快勝した原動力となったことに胸を張った。
横浜スタジアムでの登板は「2006年以来ですかね」と埼玉西武ライオンズ時代の5月19日に先発したこと思い出しつつ「最高に気持ちいいですね」と“大輔スマイル”で締めてみせた。
日本一に輝いた1998年のドラフトで、相思相愛だったベイスターズと松坂。運命のくじ引きでライオンズに入団したが、四半世紀ぶりに実現したYOKOHAMAのユニフォームに袖を通してのマウンドでの勇姿に、ファンはノスタルジックを感じたに違いない。
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■執筆者プロフィール
萩原孝弘:1971年生まれ。生まれも育ちも横浜の生粋のハマっ子で、大洋が横浜に移転して以来、一貫してホエールズ〜ベイスターズファン。
23年のオフィシャルイヤーブックもライターとして参加した。あくまでもファン目線で、独自のインタビューコラムや記事を各媒体で執筆中。
(出典 news.nicovideo.jp)
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