|
【ダルビッシュ有の「野球に走り込みは必要ない」理論をどう考えるか】の続きを読む
|
「まるで別人のようです。よくぞここまでの人格者に成長したものです」
古参の野球記者が唸って評するのは、現在行われている「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」に日本代表として参加している、ダルビッシュ有のこと。
ダルビッシュは現在、MLBのサンディエゴ・パドレスに籍を置く。23年から6年1億800万ドルで契約を結んでおり、これは日本円にして約142億300万円という大型契約だ。
そのダルビッシュが3月15日、野球解説者・高木豊氏のYouTubeチャンネル「高木豊Takagi Yutaka」に出演。もし今年、MLBの契約が切れていたとしたら、日本球界に復帰する可能性はあったのかという話に。するとダルビッシュは「日本(球界)に帰ることは難しかったですね。それは家族の問題。家族(子供)はずっとアメリカで育ってますし、日本での経験がほぼないんですよ。ボクだけ単身赴任するのは無理ですし、(日本に)みんなを連れて行くってなると、まったく知らない国に行って、友達関係も変わって、文化も変わって…ってなった時の、自分の子供たちの人格に対する影響がまったくボクとしては想像できない」と回答した。
ダルビッシュは元女子レスリング選手の山本聖子と16年入籍。男児をもうけていることから、「理想のパパ」とネットでも称賛の声が相次いでいる。
「ダルビッシュと言えば、日本ハム入団前に未成年の身での喫煙姿が週刊誌に掲載されるなど、素行不良が目立ち、05年の入団時に謝罪会見を行っています。あれから20年近くが経過し、人間はこうも変わるものかと感心してしまいます」(前出・野球記者)
夫、父、日本を代表する投手。すべてにおいて理想像となったようだ。
|
元プロ野球選手の杉谷拳士氏が19日、『アッコにおまかせ!』(TBS系)に生出演。侍ジャパン・ダルビッシュ有投手が、再びWBCの優勝投手になるのではと予想した。
杉谷氏は『サンデー・ジャポン』に続いてTBS系の番組に生出演し、侍ジャパンの快進撃について解説した。
ダルビッシュ投手は16日の準々決勝・イタリア戦にリリーフ登板し、試合後にはインタビューに対し「最後になるかもしれないということなので」などとコメント。
日本代表としてはラスト登板になる可能性も示唆していたため、杉谷氏はこれに関するコメントを求められた。
関連記事:和田アキ子、WBC日本代表メンバーに興奮 栗山英樹監督の手腕を評価
「ダルビッシュ投手が準決勝・決勝で投げる可能性はあるのか、さらに、大谷(翔平)選手が投げる可能性はあるのか教えてください!」と尋ねられた杉谷氏は、「ズバリ… はい!」とフリップを見せる。
だがそこには「ダル… 投げて欲しい 大谷… 投げて欲しい」と書かれており、アインシュタインの河井ゆずるから「それやったら後ろの僕らでも言える!」とツッコまれてしまった。
しかし、続けて「ダルさん、もしかしたら、僕的に勝手にですけど…」と前置きした上で、ダルビッシュ投手の登板可能性について予想を展開。
「前回優勝したときですけど、ダルさんが三振取ったシーンってのがずっと思ってますし」と、2009年大会で最後の投手になった場面が印象的だと指摘する。
そしてここで、「栗山(英樹)監督が、メディアに『優勝したときの、最後のピッチャーのイメージはついてるんだ』って言ったんですよね、ふと」とのコメントを紹介。
「そのコメントが出たときに、『あれっ、もしかしてダルさん最後投げるんじゃないかな』って。勝手に予想してる自分がいます」と、栗山監督の発言を元に、ダルビッシュ投手が再び優勝投手になるのではと予想したのだった。
現役時代には、栗山監督の下で2012年から21年までプレーしていた杉谷氏。監督の考えは熟知していると言えるため、予想は本当に的中するかもしれない。
・合わせて読みたい→侍ジャパンが宮崎キャンプを開始 村上宗隆選手の登場でファン大歓声
|
2023年3月8日に開幕し、盛り上がりを見せる、野球の世界大会『ワールド・ベースボール・クラシック(通称:WBC)』。
東京都文京区の東京ドームで行われた第1ラウンドで、日本は中国、韓国、チェコ、オーストラリアと4連勝の快進撃を見せ、国内では野球ファンを含む多くの人が歓喜しています。
大谷翔平選手をはじめ、名だたる顔ぶれがそろった『侍ジャパン』。今後行われる準々決勝も、期待が高まっていることでしょう。
各選手の素晴らしいプレーに注目が集まる中、ネットではある人物の『イタズラ』が話題になっています。
初戦から日本代表のベンチに掲げられているのは、ケガで出場を辞退した、鈴木誠也選手のユニフォーム。
当初、鈴木選手はWBCのメンバーに選抜されていましたが、左脇腹を痛めて辞退となってしまいました。
しかし、同月9日に行われた中国戦の中継カメラで、ダルビッシュ有選手が鈴木選手のユニフォームに『バツ印』を付けているところがバッチリ映っていたのです!
白いテープでバツ印が貼られた場所は、左脇腹付近。
きっとダルビッシュ選手は、鈴木選手がケガをした位置に合わせて、この場所にバツ印を貼ったのでしょう。
中継でその決定的瞬間が放送されると、ダルビッシュ選手の『イタズラ』はネットでまたたく間に話題に。
同月12日には、ダルビッシュ選手がTwitterに「ついにバレてしまいました」と投稿し、『罪』を認める展開になりました。
さらには、ダルビッシュ選手の供述によって、共犯者がいることも判明!
補足ですがこれは中国戦です。
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) March 12, 2023
自分が投げた韓国戦は張られておらず、昨日は自分は何もしていないのに新たに張られていました。
他にも犯人はいます!
ちなみに、同日に行われたオーストラリア戦でも、この『イタズラ』は続いていた模様。
紺色のビジターユニホームの左脇腹付近には、『無敵』と書かれたハチマキがテープで貼り付けられています。
「まさかの単独犯じゃない…だと!?」「ほかの人も巻き込もうとしていてめっちゃ笑った」といった声が続出した、ダルビッシュ選手の供述。
野球ファンから寄せられたコメントによると、『侍ジャパン』の中でも、大谷翔平選手と山川穂高選手が共犯者として疑われているようです。
今後行われる試合でも、鈴木選手への『愛あるイタズラ』は続くのでしょうか。試合の行く末だけでなく、『犯行』の瞬間がカメラに映るかも気になるところです!
[文・構成/grape編集部]
|
“平成の怪物”こと元プロ野球選手の松坂大輔さんが3月11日にYouTubeチャンネルを更新。10日に行われたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)1次ラウンドの日韓戦で、ダルビッシュ有投手が3回に3失点した事態を“リアル評価”しています。なお、試合自体は13対4で日本代表の圧勝となりました。
先発投手となったダルビッシュ投手の投球内容について、松坂さんは顔を曇らせ「非常に責任感というものを背負ってマウンドに立っているように感じた」「(帰国後の実戦がなく)ここまで調整難しかったと思う」としたうえで、「経験豊富なダルビッシュ投手ですけど、やはり本番では非常に難しい登板になったんじゃないか」「オープン戦で1~2試合でも投げられていれば、もう少し変わったのかな」と推察。
チャンネル運営スタッフが「本来のダルビッシュ投手の投球内容ではない?」と切り込んだところ、「程遠かったんじゃないですかね」「ストレートの状態もあまり良いようには見えなかったですし」と考え込みつつ、調子の悪さを率直に指摘しました。
一方で松坂さんは、球速は出ておりスライダーやツーシームを使いながらうまく押さえていたと別の側面を高評価。「点は取られましたけど、本当に紙一重だったのかなと思いますね。内容的には」とフォローしました。
松坂さんは2006年と2009年のWBCに出場し、2大会連続でMVP(最優秀選手)に選ばれた実績の持ち主。そのことからコメント欄には、「松坂さんが一番WBCの事を分かっておられるので説得力がありますね」「超一級選手ならではの重圧や苦悩を知る、松坂さんの心あるコメントに共感!」などの反応が見られました。
なお、ダルビッシュ投手は試合後の3月11日にTwitterを更新。自身の投球について「自分としては正直コンディションや球の精度はまだまだ」だったと振り返っています。
|