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元プロ野球選手で野球解説者の高橋由伸氏が5日、YouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』に出演。動画「【予想外の打順】高橋由伸さんがポジション無視で歴代最強打線組んだらヤバすぎた! 打撃特化ベストナイン【松井さんを超える!? 脅威の4番】【イチローさんとの一度きりの食事秘話も】【(2)/4】」で、大谷翔平の打順は2番がいいと思う理由を語った。
同チャンネルでは今回、高橋氏が打撃だけでベストナインを選出する企画を実施。そのなかで、2番として名前を挙げたのが、大谷だった。
大谷について、高橋氏は「この辺、バランスのいい選手ばっかりなんですけど、そのなかでもパワーとスピードが図抜けてるじゃないですか」と、自身が選出したベストナインの中でも、大谷の能力は抜きん出ていると説明。「まさか向こうでホームラン王争いを、日本人選手が、我々の仲間がするなんて思ってもみなかった」と、その衝撃を語る。
そして、上原浩治氏が「侍(ジャパン)の打順予想でも、2番にしてたよね?」と切り出したことで、『大谷翔平は何番に据えるのがいいか』という話題に移行していく。
高橋氏は「なんかね……2番にしたいんだよね」と前置きしつつ、「1番はちょっと忙しいのかなって気もするし、3・4・5番で大谷みたいな長打力もあって走れる選手はなかなかいないと思うんですよ。だからそういった能力のある選手は前に置きたいんですよ」と説明。
さらに、「3番とか4番は、打つだけって言っても大変なんだけど、そういった選手はまだいっぱいいると思うんですけど、あれだけ特殊な(選手は他にいない)」と付け加えた。
この話を受けて、上田まりえが「広がりのある攻撃ができる人を2番に……」とあいづちを打つと、高橋氏は「そうなんですよ。ちょっとでも前に置きたいんです、1番じゃないけど、一番前に置きたいっていう」と、より深く説明していた。
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優れた投打の能力から、今や『世界の大谷』といわれるほどの高い人気を誇る、アメリカのプロ野球球団『ロサンゼルス・エンゼルス(以下、エンゼルス)』の大谷翔平選手。
2023年3月に開催された、野球の世界大会『ワールド・ベースボール・クラシック(通称:WBC)』でも大活躍し、日本国内では野球ファン以外の心も奪いました。
日本時間同年5月10日、大谷選手が所属する『エンゼルス』は、本境地であるアメリカのカリフォルニア州の『エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム』にて、試合を実施。
『ヒューストン・アストロズ』を相手にした試合は日本でも中継され、多くの日本人が試合の展開を見守りました。
そんな中、ネットで注目が集まったのは、スタジアムで試合を観戦していた、男性の現地ファン。
いわずもがな、試合の主役は各チームの選手たちです。にもかかわらず、観客席にいる一般人が話題をかっさらった理由…それは、応援ボードにありました。
日本での中継に映ったのは、大谷選手を応援する現地ファン。両手で掲げた応援ボードには、日本語でこのように書かれていたのです。
「愛してろ大谷」
きっと、現地ファンはハートマークとともに書かれた「愛してる大谷」のひと言メッセージで、大谷選手への強い愛を伝えたかったのでしょう。
しかし、翻訳を誤ってしまったのか、『る』を『ろ』と間違えてしまう事態に!ほんの少しのミスによって、『俺様』風の命令になってしまったのです!
現地ファンの応援ボードは日本国内でまたたく間に話題になり、SNSでは『愛してろ大谷』がトレンド入りする展開に。
ほほ笑ましく、かつじわじわと笑いを誘う応援ボードに、多くの人がツッコミを入れました。
・いいたいことは分かる!分かるんだけど、突然の命令口調に笑いを堪えられなかった。
・お、惜しい…!あともうちょっと『ろ』のお尻が丸まっていたら…!
・きっと、日本語を調べて作ったんだろうな。ほほ笑ましくてニヤニヤしちゃった。
ツッコミを入れると同時に、この応援ボードを掲げた現地ファンに対し、たくさんの日本人が「頑張って日本語で書いてくれてありがとう」と思ったようです。
きっと、そう思っているのは大谷選手も同じはず。ファンからの愛は、大谷選手にしっかりと届いたことでしょう!
[文・構成/grape編集部]
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記録だけがスポーツではない。
5月10日(日本時間11日)のアストロズ戦に「3番DH」で出場したエンゼルス・大谷翔平の第一打席は空振り三振だった。
前日の同カードは「3番DH兼投手」で出場したものの、敗戦投手になっている。10日の試合では、9回裏の第4打席で8試合ぶりのホームランが出たが、勝利には繋がらず、“モヤモヤ感”の解消はできなかっただろう。
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「前日9日、試合後の会見はやりにくかったです。大谷も試合に敗れたため、笑顔を返すわけにもいきませんし」(米国人ライター)
また一つ、偉業が達成された。
「投手・大谷」は2イニング目に、この日2つ目の三振を奪った。MLB通算奪三振数は502、メジャーリーグで「通算500奪三振&100本塁打」を達成した選手は、ベーブ・ルースしかいない(諸説アリ)。
米メディアは同じ二刀流として、「偉業に並んだ感想」を求めたのだが、喜びを口にすることはなかった。
試合に敗れているので当然だろう。しかし、9日の敗戦は「投手・大谷」にダメージを残しそうだ。
「スタメンマスクをかぶったのは、マイナーから昇格してきたばかりのクリス・オーキーでした」(現地メディア)
捕手のチャド・ウォーラクが首を痛めたため、緊急昇格となったのだ。
エンゼルス捕手の故障は、これで3人目。試合前、大谷とオーキーはサインの確認をしたが、第一声は「Nice to meet you.」だったという。
「配球のサインは大谷が出すことで決まりました。交換用の電子機器ピッチコムを活用するので、オーキーが間違う恐れはありませんが、お互いに遠慮していた感もありました」(関係者)
オーキーは大谷に敬意を表す意味で、「キャッチャーからマウンドに行くことはしたくない」と伝えたそうだ。それに対し、大谷は「遠慮しないで」と返したが、
「今季、『投手・大谷』が好調なのは、新球・スイーパーが効果的に決まっていたからです。大谷もこの新球に自信を持っていて、投球の約50パーセントがスイーパーだったなんて試合もありました。オーキーが曲がり幅の大きいそのスイーパーの捕球に苦しみ、スプリットを後ろに逸らせてしまう場面もありました」(前出・米国人ライター)
と“即席バッテリー”のミスも指摘されている。
「スプリット、スイーパーの割合を減らし、スライダーや直球を多く使っていました」(前出・同)
試合後の会見で、米メディアは配球パターンを変更した理由は分かっていたが、あえて質問した。大谷は言葉を選びながら、
「初めて組むキャッチャーなので、あまり分からない状態だったので、リスクのある球種を選択して投げるのが有効かどうかって…。そういうのを天秤にかけて投げていた感じですね」
と答えた。
「バッテリーで負けた」と言っていい。しかも、大谷から逆転2ランを放ったのは、2018年までバッテリーを組んでいた元同僚、マーティン・マルドナドだ。
記録だけではない。人の感情も交錯するのが野球である。投手・大谷の次回登板がちょっと心配だ。(スポーツライター・飯山満)
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