#ヌートバー

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選手杉谷拳士氏(元日本ハム)が8月31日に投稿した動画に、3月のWBC侍ジャパンの一員として制したヌートバー(セントルイス・カージナルス)が出演。動画内での発言が話題となっている。

 動画ではカージナルスの本拠地ブッシュ・スタジアムを訪問した杉谷氏がヌートバーインタビューヌートバーWBCに参加したことで得られた収穫や、自身を侍ジャパンに招集した栗山英樹前監督への感謝などを話した。

 注目が集まったのは、杉谷氏から「今年はもう日本に来ることはありませんか?」と質問されたヌートバーの返答。ヌートバーは「そうだね、行きたいと思ってる。行くとしたら比較的に長い時間滞在したいと思う」、「親戚もいるから会って色々話をしたいし、色々と見て回りたい。オフシーズンに行けたらと思ってる」と、シーズン終了後に日本を訪問することを示唆した。

 >>侍ジャパン・ヌートバー、栗山監督に「何言ってんだお前!」と詰め寄り? WBC韓国戦、先発起用巡る裏話明かし驚きの声<<

 ヌートバーは米国人の父と日本人の母を持つ日系2世で、母の出身地である埼玉・東松山市には現在も祖父母が住んでいることが伝えられている。身内と旧交を温めると同時に、WBC中はなかなかできなかった観光も楽しみたいと考えているようだ。

 ヌートバーの発言を受け、ネット上には「今オフ日本行きたいのか、是非来てくれ」、「WBC終わっても日本のこと気にかけてくれて嬉しい」、「観光ついでにトークショーとかやってくれないかな」、「侍ジャパン同僚との再会もありそうだしマジで実現してほしい」といった期待の声が寄せられた。

 一方、中には「日本来るならそのままもう1回代表入りさせよう」、「いっそのこと11月の国際大会招集もアリでは」といったコメントも。日本ではシーズン後の今年11月16~19日にかけ、日本・韓国・台湾・オーストラリアの4か国が参加する国際大会『アジアプロ野球チャンピオンシップ2023』が予定されている。

 同大会は若手育成が目的で、侍ジャパン公式サイトには「参加資格は24歳以下(1999年1月1日以降生まれ)または入団3年目以内」、「※オーバーエイジ枠は、29歳以下(1994年1月1日以降生まれ)で3名まで」と記載されている。2017年に行われた第1回大会も全選手が国内組で編成されているが、侍ジャパンの一員として戦うヌートバーの勇姿をもう1度見たいというファンも多いようだ。

 WBCを経て迎えた今季はここまで「.283・12本・39打点」といった数字を残しているヌートバー。今季最終戦は10月2日(現地時間1日)の予定となっているが、シーズン終了後に日本へ帰還するのかは要注目だ。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
杉谷拳士氏の公式YouTubeチャンネルより
https://www.youtube.com/@sugiyanoyoutube

杉谷拳士氏


(出典 news.nicovideo.jp)


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3日から始まった大谷翔平所属のエンゼルスラーズ・ヌートバー所属のカージナルスによる3連戦。初戦はエンゼルスカージナルスを5-1で制した。

【映像】思わずほっこり 大谷とヌートバーの談笑風景


ABEMAでは明日4日も日本時間・午前8時45分より、エンゼルスカージナルスによる試合を無料生中継する。大谷は先発出場が予定されており、「WORLD BASEBALL CLASSIC 2023」で日本代表としてともに優勝を飾ったヌートバーと、投打でのメジャー初の“侍同士”直接対決が期待されており、大きな注目を集めている。

また同日午前8時10分からは3日に行われたブルージェイズとの試合で、菊池雄星から今季第5号ソロホームランを奪い、メジャートップとなる12試合連続ヒットを記録し好調な様子を見せる吉田正尚所属のレッドソックス戦も無料生中継する。

投手・大谷翔平VS打者・ヌートバーのメジャー初直接対決! 4日のエンゼルスVSカージナルスに注目


(出典 news.nicovideo.jp)

大谷徹とバドミントン選手・加代子の次男として1994年7月5日(火)に出生(兄・姉・本人の3人兄弟)。(兄は社会人野球選手でトヨタ自動車東日本硬式野球部所属の大谷龍太)。 地元・奥州平泉にゆかりある源義経の八艘飛び(はっそうとび)のイメージから「」と平泉の「」を合わせて父・徹が「翔平」と命名。…
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森永製菓株式会社東京都港区芝 代表取締役社長・太田 栄二郎)は、プロ野球選手ラーズ・ヌートバー選手(セントルイス・カージナルス所属)と広告契約を締結しました。


森永製菓株式会社東京都港区芝 代表取締役社長・太田 栄二郎)は、プロ野球選手ラーズ・ヌートバー選手(セントルイス・カージナルス所属)と広告契約を締結しました。

契約は2023年4月1日からとなり、今月末からはヌートバー選手出演の新CMも公開予定です。

ラーズヌートバー選手コメント
 この度、日本を代表する大手企業である森永製菓様とパートナーシップ契約を結ぶことができ大変嬉しく、光栄に思います!これからシーズンが始まり移動も多くなるので美味しいinバープロテインを食べて、日々の体力をリカバリーしていきたいと思います。inバープロテインダイスキー!!

(英語原文)
“I am very excited and honored to be able to partner with one of Japan’s most prestigious company, Morinaga! With the long season ahead and lots of travel, I look forward to eating the delicious in-Bar Protein to help with my daily recovery. In-Bar Protein Daisuki!”


森永製菓 松永取締役上席執行役員 コメント
WBCでも活躍されたヌートバー選手と契約することが出来ましたこと、大変嬉しく思います。熱いプレイスタイルと、まわりを元気に明るくさせてくれる人柄、それに何といっても「ヌートバー」というお名前。森永製菓「inバー」との運命を感じて、すぐに契約のオファーさせて頂きました。「inバー」を食べて、更に世界を盛り上げて頂くことを期待しています。

ラーズヌートバー選手 プロフィール
ラーズ・達治・ヌートバー
1997年9月8日生まれの25歳、カリフォルニア州ロサンゼルス出身。
アメリカ人の父と日本人の母を持つ日系アメリカ人。
2021年の6月にメジャーリーグデビューを果たし、現在はセントルイス・カージナルス所属。
2023年ワールド・ベースボール・クラシックWBC)に初の日系人選手として日本代表メンバーに選出。WBCでの活躍やチームのムードメーカとして、ひとたびで大注目選手に。
日本国民にも人気が高く、自身が打席に立つ際は「ヌーーート!」と声援を送られる。
今後も日本とアメリカハーフの選手として両国から期待されている大注目選手。

■商品概要

配信元企業:森永製菓株式会社

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(出典 news.nicovideo.jp)

ラーズ・テイラー=タツジ・ヌートバー(英語: Lars Taylor-Tatsuji Nootbaar、日本名:榎田 達治〈えのきだ たつじ〉、1997年9月8日 - )は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡エルセグンド(英語版)出身のプロ野球選手(外野手)。右投左打。MLBのセントルイス・カージナルス所属。…
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代替テキスト
(写真:アフロ

日本中を感動に包んだ第5回WBC。侍JAPAN’09年以来、14年ぶりの優勝を勝ち取った。決勝戦の視聴率は、関東地区で42.4%と平日午前としては異例の高さ。国民の半数近くが、侍JAPANの勝利を見守っていたことになる。

そんな激戦が終わり、早くも話題は3年後へーー。次回の第6回大会は2026年3月に開催予定だ。勝てば連覇、4度目の優勝となる。今大会で“次も出てほしい”と思わせた期待の選手はだれなのか。今回は300人に次のWBCに出場してほしいと思う野球選手を2名ずつ選んでもらった。

第5位に選ばれたのは、41票を獲得した東京ヤクルトスワローズ村上宗隆(23)。昨季は史上最年少で3冠王を獲得し「村神様」の異名を手にするも、WBC前半の試合ではふるわず、SNSでは「村神」が「村人」になったと落胆の声もあがった。

しかし、準決勝のメキシコ戦で転機を迎える。1点を追いかける9回裏で、村上は劇的なサヨナラ打を放ち逆転勝利に導き、スランプを克服したのだ。決勝戦でも、ホームランを放ち優勝に貢献。不振を乗り越えて大復活を果たした23歳への期待は大きい。

MVPを獲得した大谷選手と苦しみながらも最後に最高のホームランを打った村上選手に出て欲しい」
「若いのでどこまでのびるか見てみたい」
「まだまだこれからも活躍できると思う」
「今回は実力発揮が遅かったが、次回は経験を生かして全試合活躍が期待できる」

第4位はセントルイス・カージナルスラーズ・ヌートバー(25)。母が日本国籍のため、日系人選手として、日本代表入りした。栗山監督が、「直接話したら100%、全員が好きになる」と語った人柄や全力のプレイは、日本の野球ファンをしっかり魅了。

また、ヒットホームランの際に行われる彼の“ペッパーミルパフォーマンス”はセンバツ高校野球でも球児たちがまねするほどのブームに。その明るく素直な人柄や、大会中、全試合で1番打者として出場し、切り込み隊長としてチームを引っ張った実績から次のWBCでも出場してほしいという声が相次いだ。

「できれば阪神の選手としてWBCに出場してほしい」
「1番でいい流れを作ってくれていたから」
「良いムードを作ってくれた」
「次回も侍ジャパン切込隊長をやって欲しいから」

第3位は、68票を獲得したサンディエゴ・パドレスダルビッシュ有(36)。前回優勝を果たした’09年大会にも出場したダルビッシュは、今回のWBCではチームの最年長として年下の選手たちを束ねあげた。

ダルビッシュ2月18日から始まった日本代表の宮崎合宿に最初から参加。若手投手への技術的アドバイスだけでなく、食事会を開催するなどしてチームの信頼感を深めることにも貢献した。白井一幸ヘッドコーチは、3月28日の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日)に出演した際、ダルビッシュのことを「影のMVP」と評価している。チームを一つにする、ダルビッシュリーダーシップを”次の大会でも”求める声が寄せられている。

リーダー性」
「べテランで精神的支えになると思うから」
2023年同様に若手ピッチャーたちを指導・リードチームの活力を高めてほしい」
「今回の優勝の立役者。3年後も見たい」
「日本をまとめあげた」

第2位に選ばれたのは千葉ロッテマリーンズ佐々木朗希選手(21)。70票を獲得した。

準決勝のメキシコ戦では、160キロの豪速球を連発。海外メディアからも注目され、メキシコ戦の際には米国のツイッタートレンドで「Sasaki」が1位に。あの大谷も一目おいているといわれ、WBC中に米メディアから次に注目すべき選手を聞かれた際に佐々木の名前を挙げたという。

また、人気の理由はその人柄にも。チェコ戦で、エスカラ選手の膝に死球を当ててしまった佐々木。しかし、翌日エスカラ選手の元に、大量のロッテお菓子を持参し謝罪。エスカラ選手はこの謝罪を「彼の人間性が現れた行動だ」と絶賛していた。

そんな“完璧”な佐々木だが、メキシコ戦では4回に3ランホームランを被弾してしまう。しかし、7回裏に吉田正尚がお返しの同点3ランを放ち、最終的には大逆転勝利をおさめた。この起死回生となった吉田の3ランの際、元阪神の福留孝介氏は佐々木が裏で安心し、嬉し泣きしたことを明かしている。このように、若くして活躍しながらも、大舞台で悔しい経験もしている佐々木のさらなる成長を期待する声が。

「今回の糧にとんでもない成長をしそうだから」
「期待の持てる若手投手だから」
「今回の経験を活かしてほしい。若くてまだまだ伸び盛りで成長が可能」
170キロがみたい」
160km超えのボールを何球も投げていてまだ21歳と若いし今後も頑張って欲しいと思ったから」

そして、第1位に輝いたのはロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平選手(28)。2位の佐々木の3倍以上となる228票を獲得した大谷は、投打の二刀流で活躍し、大会のMVPにも選ばれた。大谷が高校3年生のときに、「人生設計シート」に記した「27歳 WBC MVP」の目標を、コロナ禍による1年の延期はあったものの、見事達成したのだ。

精神面でもチームを引っ張った。決勝の前には、「憧れるのを辞めましょう。憧れてしまったら超えられない。今日1日だけは憧れを捨てて勝つことだけを考えていきましょう」と呼びかけて士気を高めたのだ。

また、コメントの節々からその器の大きさが滲み出ている。優勝後のインタビューで「この先に向けてどんな思いですか?」と聞かれた大谷は、「日本だけじゃなく、韓国も台湾も中国も、その他の国ももっともっと野球が大好きになってもらえるように、その一歩として優勝できてよかったし、そうなってくれることを願っています」と回答。まさに、世界の大谷の視点だ。今回の調査では、そんな大谷への野球ファンの期待の大きさが明らかになった。

「世界のスーパースターの2刀流にチームリードしてもらいたいから。メジャーでの活躍が益々レベルアップしていてまた世界一になるでしょう」
「年齢的にもリーダーとしてこれ以上ふさわしい人はいない」
「他の選手からの尊敬、信頼を集めチームをより良い方向へ導く存在だから」
「投打で大活躍したから。さすがメジャーリーガーという感じ。大谷選手がいると、チームが一丸となって盛り上がり、士気が上がる。実力があって、華がある」

【次のWBCに出てほしい野球選手ランキング

1位:大谷 翔平(228票)
2位佐々木 朗希(70票)
3位:ダルビッシュ 有(68票)
4位:ラーズ・ヌートバー(55票)
5位:村上 宗隆(41票)

【調査概要】

調査対象:15歳~の男女300
調査方法:WEBでのアンケートクロスマーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)



(出典 news.nicovideo.jp)

大谷徹とバドミントン選手・加代子の次男として1994年7月5日(火)に出生(兄・姉・本人の3人兄弟)。(兄は社会人野球選手でトヨタ自動車東日本硬式野球部所属の大谷龍太)。 地元・奥州平泉にゆかりある源義経の八艘飛び(はっそうとび)のイメージから「」と平泉の「」を合わせて父・徹が「翔平」と命名。…
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 第95回選抜高校野球大会がいよいよ佳境を迎えている。はつらつと楽しそうにプレーする高校球児の姿に元気をもらっているは多いだろう。ただ、高校球児だけではなく視聴者の笑顔を奪う事態が起きた。大会初日の18日に行われた山梨学院対東北高校の試合中、東北高校の選手がエラーで出塁した際、侍ジャパンラーズ・ヌートバー選手が流行らせたパフォーマンスペッパーミル”を披露したところ、塁審に注意される場面があった。

 この件は物議をかもし、日本高校野球連盟(以下、高野連)は「高校野球としては、不要なパフォーマンスやジェスチャーは、従来より慎むようお願いしてきました。試合を楽しみたいという選手の気持ちは理解できますが、プレーで楽しんでほしいというのが当連盟の考え方です」という異例の声明を出すも、これに対しても批判的な声が相次いだ。

そういえば“金足旋風”の時も…

 そもそも、高校野球プロ野球で見られるような、ホームランを確信した時の派手なバット投げホームランを打った際にコーチャーとのハイタッチは自重されている。また、2018年に開催された第100回全国高校野球選手権大会で“金足旋風”を巻き起こした、金足農業高校の選手達が見せた“侍ポーズ”に対しても審判から注意が入り、自粛せざるを得なくなった。

 なぜ高野連はこれまでに保守的なのだろうか。『日本の部活(BUKATSU):文化と心理・行動を読み解く』(ちとせプレス)山梨大学大学院総合研究部教授の尾見康博氏に話を聞いた。

◆高野連の規律は厳しすぎる

 今回の騒動について尾見氏は、「審判や高野連は日本の高校野球の“規律”を重視したものと思っています。『妥当な判断かどうか』というと、どこを基準にするかによりますし、第三者が『妥当ではない』というのも難しいです。ただ、個人的には高野連の規律は厳しすぎる印象があります」と持論を述べる。

 出場する球児は例外なく坊主頭。冷静に考えると異様に思えてしまうものだ。令和の時代にもかかわらず、ここまで厳しい規律を維持し続ける理由は一体なぜなのか。

「“高校野球は教育の一環”とされていること大きいからだと思います。そのため、今回の声明のように“高校生らしく”みたいな説明が多用されるわけです。とはいえ、教育の一環というのであれば、時に授業より優先されたり、体罰はもとより必要以上に怒鳴り散らして暴言を吐く行為が“指導”とされたりなど違和感を覚えることは多いです。

 さらには、夏の甲子園大会が開催される度に毎回議論に上がる『炎天下で試合をさせることの是非』や『勝利至上主義に囚われた投手の連投』など、生徒の健康に対する配慮不足も未だ問題視されています。野球部の活動は課外活動の一つでしかありませんが、明らかに教育の一環の枠から外れているケースは少なくなく、矛盾を感じざるを得ません」

◆伝統があるからこそ、保守的に

 生徒の自主性を重んじることも教育の一環と言える。しかし、一向にその気配はない。高野連は「世間の声は届かない」という印象が強く、もはや伝統を重んじることを目的にした組織に思えてしまう。

「高野連に限りませんが、特に伝統があればあるほどその組織は保守的になりやすく、大きな変革が生じにくい傾向があります。その背景には先輩後輩の上下関係が卒業した後もいつまでも続くことにより、“年長者の発言力が常に強くなる”ということが大きいでしょう。

 また、たとえ少数派であっても世論からも一定の支持がある限り、変える選択よりも変えない選択を取りやすいということもあると思います。今回のペッパーミルの是非に対しても『やるべきではない』『注意されて当然』という声は一定数上がっています。賛否の割合は不明ですが、少しでも否があればなかなか変革することは難しいです」

 高野連が保守的な理由が見えてきたが、そのことが様々な問題への対処の遅さを呼んでいるのかもしれない。尾見氏も「高校野球も少しずつ変革しており、その方向性は適切だと思います」としつつ、「そのスピードは遅いとも思っています」と語った。

◆柔軟性のある組織の存在が必要か

 近年、野球離れが深刻化している。例えば、日本代表WBCで躍動する姿を見て「野球をやってみたい」と子供たちが思っても、部活の野球に息苦しさを覚え、プレーするまでに至らない可能性も高いはず。高校球児をはじめとした子供たちが伸び伸び、楽しそうにプレイできるような環境を整備することが、子供の野球離れ改善に繋がりそうなものだが。

「確かにWBCでの優勝は、野球離れに歯止めをかけるかもしれないという意味で好影響を与えるでしょう。実際、他の競技と比べて“規律”が厳しいことが野球離れを起こしている一因になっているとは思います。また、高野連自身が『時代に適した規律であるか』を常に意識するようになると流れは変わるかもしれません。

 そのためには、例えば、30代だけで構成される委員会を高野連に新設して、海外の高校から、練習方法や試合形式、社会との関係の取り方など学びながら、規律を柔軟に緩められると良いように思います。もちろん、簡単ではありませんが」

◆「日本と韓国くらいしかない」習慣も

 高校球児が伸び伸びとプレーするため、高野連が取るべきアクションを提案してもらった。

「私としては指導者に対する研修の充実を求めたいところです。怒鳴り散らしたり暴言を吐いたりする指導のもとでは、本当の意味で楽しくスポーツすることができるはずもないので。また、厳格すぎる先輩後輩関係も日本と韓国くらいしかない習慣ですし、この人間関係のあり方にもメスを入れてほしいです。

 他にも、ノックアウト形式のトーナメントはなくす方向にすることで、『勝ち続けなければダメ』という考え方から指導者と子供達を開放しなければいけません。そして、『トップアスリートを目指す次元』と『生涯スポーツとして楽しむ次元』を分けた環境を用意できると良いと考えています」

 野球に打ち込んでいる高校球児であれば、プロに憧れを抱き、その何気ないプレーでさえも真似したくなるのは当然の心理だ。野球に限らず、厳しい規律を重んじるより大事なことがある気がしてならない。

<取材・文/望月悠木>

【望月悠木】
フリーライター。主に政治経済社会問題に関する記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。Twitter@mochizukiyuuki

写真はイメージです


(出典 news.nicovideo.jp)

ラーズ・テイラー=タツジ・ヌートバー(英語: Lars Taylor-Tatsuji Nootbaar、日本名:榎田 達治〈えのきだ たつじ〉、1997年9月8日 - )は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡エルセグンド(英語版)出身のプロ野球選手(外野手)。右投左打。MLBのセントルイス・カージナルス所属。…
32キロバイト (3,620 語) - 2023年3月29日 (水) 10:46



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