中日の片岡篤史ヘッドコーチが23日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【前半】チームは“おせち料理?”打席での考え方を教えよ! ヘッドコーチとしての役割と期待することについて片岡あっちゃんに伝えてみた!【プロ野球】」に出演。中日に新加入した中田翔について語った。
○■もちろん中田には中心を期待してます
高木豊氏から「中田が入ったのはでかいでしょ?」と聞かれ、片岡氏は「やっぱり軸として期待してますよ」と返答。続く高木氏の「やっぱり4番?」という質問には、「これはこれからですけど……強いチームっていうか、勝つチームというのは、軸が1人より2人、2人より3人っていうふうなチームになってくるじゃないですか。誰かが故障しても、試合に出てない控えのメンバーとかが補充できるだけの力量(を持ってる)とか。(そういう)メンバーがいるとっていうふうなことなんですけど、もちろん中田には中心を期待してますよ」と打ち明けた。
また、高木氏が「あとは石川(昂弥)とか細川(成也)を挟んでいく?」と質問をぶつけると、片岡氏は「僕の個人的な思い」と前置きした上で、「このYouTubeでも言いましたけど、中田は(プロに)入ったときからずっと中心バッターで、優勝も経験して、優勝争いも経験して、ジャイアンツで悔しい思いもしたから。同じ右バッターの良い意味の手本というかね。それは結果だけじゃなくて、チャンスでの打席の入り方とか、そういうふうな練習の仕方とか。1年間戦う上で、こういうふうにしたほうがいいってことを(伝えてほしい)」と持論を展開。
さらに、「これは中田だけじゃなくて、中島(宏之)にもね、そういう役割を期待してます」と述べながら、「うちはランナーは出るんですけど、そこでもう1本っていうのが出ればですね。1点が2点、2点が3点になってくると、ピッチャーもバッターも余裕が出てくるじゃないですか」「そういう面で中田の持ち味の勝負強さ。打点っていうところが、他のメンバーを助けてくれると僕は思ってる」と期待を寄せていた。
【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。
(出典 news.nicovideo.jp)
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