#2000試合

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5月31日ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ読売ジャイアンツの一戦で、史上初となるショートでの同一ポジション2000試合出場を達成した巨人・坂本勇人。その前人未到の快挙が、野球ファンの間で話題となっている。

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6月2日ABEMAで放送された『バズ!パ・リーグ』でも、坂本によるこの偉業達成について紹介されることとなったが、坂本は、この試合の5回表に迎えた第3打席で、自らの記録に華を添える形で祝砲を放っている。守備に重きが置かれやすいショートというポジションで、こうしたバッティングができることも“打てるショート”である坂本の持ち味であり、そのことは、2020年に、31歳10か月という史上2番目の若さで2000本安打を達成したことにもよく現れているのだが、逆にいえば、今回達成したショートでの「同一ポジション2000試合出場」は、まさにそんな坂本だからこそ達成できた記録ともいえるのではないだろうか。

というのも、今回、坂本が初めてとなったショートだけでなく、そもそも同一ポジション2000試合を出場している選手自体が少なく、その顔ぶれを見れば、まさにレジェンドという名に相応しい面々ばかりであることがよくわかる。

■同一ポジション2000試合出場選手
【捕手】
谷繁元信2963試合(中日)
野村克也2921試合(西武)
伊東 勤:2327試合(西武)
【一塁】
王 貞治:2799試合(巨人)
榎本喜八2147試合(西鉄)
大杉勝男2093試合(ヤクルト
清原和博2077試合(オリックス
【二塁】
高木守道2179試合(中日)
【三塁】
長嶋茂雄2172試合(巨人)
【遊撃】
坂本勇人2000試合(巨人)
【外野】
張本 勲:2429試合(ロッテ
金本知憲:2410試合(阪神)
福本 豊:2293試合(阪急)
山本浩二:2271試合(広島)
山内一弘2150試合(広島)
柴田 勲:2066試合(巨人)

これらのうち、外野が多いのは、純粋に左・中・右とポジション数が多いというのもあるが、それ以外の要因としては、いわゆる“バッティングポジション”として知られる一塁のように、各チームともに中軸を担う大砲タイプが就く傾向にあり、長らく主砲として活躍し続けるケースも多いことなどを背景に数が多く、捕手についても、絶対的な正捕手が長期に渡って君臨し続けるケースもあるため、このような形となっていると推測されるが、そうした他ポジションに比べ、二・三・遊の3ポジションにこの記録が出づらく、とりわけ遊撃手にこれまで達成者が出なかったのは、もともと動きが多く、どんな名手であったとしても、長いキャリアの中では、負担軽減などを理由に、他のポジションへとコンバートされるケースが多いからであろう。しかも、これらのポジションでは、打撃や走塁、小技など、他の要素がなく単に「守備の名手」というだけでは、2000を超える試合に出場し続けることは難しい。

つまり、走・攻・守の3要素のうち、最低でも2要素に優れたものを発揮できなければ、達成が極めて困難な記録だといえるのだ。そうした意味で言えば坂本の場合、好守に加えクリーンナップも打てる打力が、強烈なアドバンテージとなっていることは間違いないだろうが、このことは、同時に、三塁へのコンバート案にも繋がってしまう要素でもある。しかし、それが現実のものとならず、今回の記録達成まで漕ぎ着けたという事実は、坂本が遊撃手として、コンバート案を跳ね除けるほどの守備力を持ち、「打てるだけの遊撃ではない」ということを、はからずも証明することとなったとも言えるのではないだろうか。

もともと坂本は、1軍デビューからして、巨人では「ゴジラ」こと松井秀喜氏以来だという、高卒2年目での開幕スタメン入りを果たすと、その年、1983年駒田徳広氏以来、25年ぶりに“初本塁打が満塁弾”という離れ業を演じるなど、打撃面では光るものがあった。その長所を坂本はその後も磨き続け、ついに2016年には、セ・リーグ遊撃手としては史上初となる首位打者を獲得するまでに成長。さらには、2019年にはシーズン40本塁打を記録しているが、実はこの40本塁打という数字は、2リーグ分立後の遊撃手としては唯一、本塁打王1984年、37本)を獲得した、同じ“打てる遊撃”タイプ中日ドラゴンズ宇野勝氏が、タイトル獲得の翌年に記録した遊撃手によるシーズン本塁打記録・41本塁打1985年)に次ぐもの。そして、2020年には、前述の通りついに2000本安打の大台をクリアをしたというわけだ。

こうした坂本の偉業達成に、ネット上の野球ファンからは「何だかんだ坂本が歴代NO.1ショートだわ」「まじで坂本勇人って華があるよな」「坂本は本当にレジェンドおめでとう。」「ショート2000試合出る凄さ しかも通算2200安打以上 えぐすぎる……」「史上初遊撃手2000試合出場そしてトリプル2000達成おめでと いつも本当にありがとう。」「ほんま永遠のスター 巨人ファン続けてよかった おめでとう!」「パ・リーグファンだけど坂本は惚れる」「日本人史上最高最強遊撃手」といった声が寄せられているが、そんな現時点でも「既にレジェンド」といっても過言ではないほどの成績を記録している坂本が、果たして今後、どこまで様々な記録を伸ばし、さらなるレジェンド化が進むこととなるのか、さらに多くの人々からの注目が集まりそうな気配だ。

ABEMA『バズ!パ・リーグ』)

「プロ野球史上最高最強の遊撃手」との声も? 史上初ショート2000試合出場達成!通算安打も2000本以上… “生きるレジェンド” 巨人・坂本勇人はもっと評価されていい


(出典 news.nicovideo.jp)

坂本 勇人(さかもと はやと、1988年12月14日 - )は、兵庫県伊丹市出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。読売ジャイアンツ所属。 2021年開催の東京オリンピック 野球 金メダリスト。 2016年にセントラル・リーグの遊撃手としては史上初となる首位打者を獲得。2020年には右打者としては…
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(写真:アフロ

「この記録が達成できたのも原監督や高橋由伸前監督に使っていただいたおかげです。また、トレーナーさんや裏方さんの協力があって到達できたと思っているので皆さんに感謝したいです。これからも勝利の貢献のために全力で頑張っていきたいと思います」

4月18日、こう語ったのは読売ジャイアンツ坂本勇人選手(34)。この日、プロ野球史上55人目となる通算2000試合出場を達成した。

巨人軍では長嶋茂雄氏(87)や王貞治氏(82)、柴田勲氏(79)、阿部慎之助ヘッドコーチ(44)に次いで5人目となる快挙を成し遂げた坂本。しかし、巨人ファンの間では“しこり”があるようでーー。

「現在、坂本選手は不調で打率も1割3分程度にも関わらず、18日の試合では3割打者であるオコエ瑠偉選手(25)の代打として出場するという形で記録を達成したんです。記録は喜ばしいことですが、いっぽうで原辰徳監督(64)に対して『なぜ出場させたの?』と訝しむ声が。ファンとしてはスタメンに起用された試合で、記録を達成してほしかったようですね」(スポーツ紙記者)

原監督はその前日の17日、各スポーツ紙に1軍レギュラーの起用法についてこう断言していた。

ベテランクラスには50打席くらいは渡すつもりではいるけど、なかなか若い人たちにはそれだけの打席は渡せない」

明らかベテラン・坂本を優遇するような発言をしたばかりだっただけに、ネットではこんな批判の声が上がっている。

《3割3分打ってるオコエの代打に1割3分の坂本が出てくるの ホントよく分からないですね》
《マジで謎采配 迷采配やわ オコエに代打坂本?今期待出来る数少ない打者に代打って》
《好調のオコエを下げて記録だけ取らせたみたいな感じやな  いつでも勝負にシビアで居てほしい》

また坂本は’22年9月、女性に中絶を強要しトラブルになっていたと報じられたものの、依然として“ノーコメント”を貫いている。

そのため今回、輝かしい功績を残したものの《凄い選手なんだけどプライベートの醜態にだんまりと手本となる選手とかけ離れており、野球だけできればいいやというスタンスベテランになってもあるのはいかがなものか》《まだ人前に出れる神経がすごい》という声も。スキャンダルに不調が重なり、記録を達成しても“白けムード”のようだ。



(出典 news.nicovideo.jp)

坂本 勇人(さかもと はやと、1988年12月14日 - )は、兵庫県伊丹市出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。読売ジャイアンツ所属。 2021年開催の2020年東京五輪野球競技金メダリスト。 2016年にセントラル・リーグの遊撃手としては史上初となる首位打者を獲得。2020年には右打者として…
97キロバイト (12,055 語) - 2023年4月18日 (火) 12:42



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